妹と美容院に行ったり、TUTAYAに行ったり、薬局に行ったり。このところ、引きこもり気味だったので、いい気分転換になった。妹は、こんな頼りにもならないどうしようもない姉に、自然に優しく厳しく理解を示してくれる。あたしが喧嘩できる数少ない人間の一人。

休みが一日であっと言う間。仕事をしているとそうでもないけど、休みの日は特に、彼との別れがボディーブローのようにきいてくる。ピアノを弾く時間が長くなった。

夜、2度と鳴ることはないと思っていたBABY I LOVE YOUがポケットから聴こえるので、耳を疑った。彼（いや、元彼か）の名前が表示された携帯を、暫く眺めてしまったが、出た。

「何かあった？」
「話ときたいことがあってさぁ・・・。」
「何？」
「困ったこととかさ、辛いことがあったらいつでも電話していいからさ・・・。」
「え？・・・ありがと。」
「力になれないかもしれないけど、話すだけでもスッキリするかもしれないしさ。傍にはいてやれねぇけど・・・。頭の片隅に入れといてよ。」
「うん。ありがと。」

声を聞いたら、涙が出てきてしまったので、悟られないように、あたしは殆ど言葉を発していなかったけど、彼は色んなことをゆっくりと話してた。

「片隅どころじゃないよ。」って思わず呟き聞き返されたが、そんなこと言われても困るだけだと思うので、「何でもないよ。」って答えた。

最後に「いきなり電話してごめんな。じゃあ、おやすみ。」って言われて、「じゃあ、またね。」といいそうになったが、「また」はもう無いと思ったので、「じゃあね。」って電話を切った。

振られちゃった、結局。電話で話せて、ちょっと安心したのに・・・。彼はちゃんと付き合った9人目の人だけど、そのうち8人に振られてるんだよね、あたし。あたしの人格（性格？）ってもう誰かに受け入れてもらうことはあり得ないことなんじゃないかって、酷く落ち込んだ。でも、涙は出なかった。

電話がきて、「話があるから会いたいんだけど・・・。」って言われて、ちょっと覚悟しながら、それでも1％くらいはその話じゃないかもって期待を持ちながら、いつもの場所に歩いて行った。

「話ってのはさ・・・。」
沈黙が続く。
なんだか言いづらそうな彼にあたしの方が申し訳無いような気持ちになって、「言ってもいいよ。」って言った。
「・・・俺たち、別れた方がいいんじゃないかと思って・・・。」
「言われると思った。」
「まいは何も悪くないんだ。俺の勝手なんだけど、一人になりたくて。会社の人間関係で色々あって、今の俺は他人と向き合えないんだ。」
↑こんなような感じのこと言ってたけど、いまいちあたしは意味を理解していないように思う。会社のゴタゴタとあたしは関係ないじゃんと思いつつも、そんな彼の相談にのったり、話を聞いたりしてなかったし（というか、相談されないんですが。）結局、彼の支えにはなれなかったんだと思う。

2時間くらいだったけど、色んなことを話した。今まで1番お互いに本音で話せてた気がする。

「まいはいつも俺に気遣ってる感じがしてた。」
「感情を表に出さないよね。笑顔はよく見たけど馬鹿笑いしたり、泣いたり、怒ったり、そういうの全然なくて、時々ほんとに楽しんでんのかなって不安に思ってた。」

そんなこと言われちゃった。感情を出さないのは、コントロール出来なかった頃のグチャグチャな日常に比べたらマシだけど、結局それじゃ相手も自分自身も楽しくないんだろうな。嫌われたくなくて、本音が言えなくて、馬鹿笑いしたり、泣いたり、怒ったりできなかった。嫌われたくないから、ほんとの自分を押し殺してた。

それじゃダメなんだよね。

最後に「別れても友達になれる人と、そうなれない人っていると思うんだけど、○○（彼氏）とはもう一生会わない気がする。」って言ったら「そんなことねぇって。時間が経ったらまた会おうて。」って言って別れた。

吹っ切れるまでは絶対に会いたくないと思った。好きだから。

友達から電話が来た。
「彼氏とはどうなん？」
「2週間連絡来てないんだよね。」
　　：
　　：
「ウジウジしてねぇでこの電話切ったら即行電話しろ！終わったら俺に掛け直せよ！」
切れる。

なんて言われて、勇気を振り絞って掛けた。っていうか、あたしって、元彼に「掛けないで諦めた方がいいよ。」って言われれば掛けないし、友達に「掛けろ。」と言われれば掛けるし、ほんと自分の意志はどこにあるんだろう。参考までに意見を聞くつもりが、結局言われた通りにしてしまう。情けない・・・。

あたしは考え方極端だし、思い込みが激しいので、人の意見を聞くのは大事な事だと思うけど、流され過ぎないようにしなきゃな。

で、久々に彼の名前を出して発信ボタンを押したけど、留守電。意気消沈。緊張の糸が切れた気がした。友達には約束通り掛け直して、留守電だったって伝えた。「なんかよくわかんねぇな。ありえねぇんだけど。」とか言われて電話を切ったら彼から掛かってきた。

久々にBABY I LOVE YOU（byくるり）の着信音を聞いた。電話に出て、彼のテンションの低さに、声のトーンの低さに、少しびっくりしたけど、話してみると意外と普通だった。彼はどうも普通ではなさそうだったけど。

「会社の人間関係でちょっと色々あって、休日とか一人でいたかったんだよね。なんか俺って落ち込むとこんなで、暗い奴なんだ。こういう姿、あんまり見られたくなかったんだけど・・・。」
「そっかぁ・・・。何にも知らずにのん気なメールしてごめんね。でもいいとこも悪いとこも○○（←彼）なんだから、何でも言ってよ。・・・って言いたいけど、言いたくないことは言わなくていいと思う。（←何でも言ってと言い切れなかったのは、あたしも話してないことが山の様にあるからなんだけど・・・。）心配だったよ。」
「心配掛けてごめん。俺悩みとかあると一人で考えて、自分だけで解決しようとして、うまく人に相談とか出来なくて、弱いやつなんだよね。ごめん。」
「うん、でも電話ありがと。とりあえず安心したよ。また落ち着いたら連絡ちょうだい。」

ほんとはその理由を突っ込んで聞きたかったけど、話したくないなら聞く必要ないと思うし、「あたしも暗いとこあるよ。だって、・・・。」って言い掛けて、「何？なんかあったの？」って言われたけど、言えなかった。ヘコんでる人に、実は精神科通院してるんだとは、言えるはずもなかった。

彼はあたしに自分の弱さを見せたくないようだったけど、あたしはむしろ嬉しく思った。やっぱり、好きな人のことはいいとこも悪いとこも知りたいと思うものだ。それを素直に伝えればいいんだろうけど、何で口から出る言葉は相槌ばっかりなんだろう。

素直なところがいいって、前はよく言われたのになぁ。素の自分を知られることがこんなにも怖くなったのはいつからだろう。

彼は、連絡をまたくれるんだろうか・・・。それだけが気掛かり。でも今度は躊躇わずに、心配になったら、掛けてみようと思う。ひとまず、別れ話にならなかったことに安堵した。

彼ではなく、元彼にだけど・・・。

自分から連絡するつもりは無かったけど、たまたまこの日メールがきた。去年の5月に振られたのはあたしだけど、月に2、3回、「おぃーす！最近どうよ？」（←いつもこの文章・・・。）ってメールが必ずくる。「気になるから。」って言ってたけど、それは最後にあたしが通院のこととか話したからなんだろうか。もう二度と連絡なんて来ないと思ったから、別れようって言われた時に、少しだけ自分の話をした。

まぁ、理由なんていいんだけど、いつもは順調だよって感じの返信して、何回かやり取りして終わるんだけど、嘘でも順調とは言えなかったので、「恋愛に苦悩中。」って返信。「俺で良ければ話聞くよ。」ってまた返信がきて、少し悩む。

今の彼氏の相談を元彼にするのは、彼氏に悪いような（って言ってももう別れてるようなものだけど。）気がして。でも、友達よりも会社の人よりも、今の彼氏よりも、元彼の方があたしの性質をよく理解してる（と思う）ので、今の状況を話してもいいかなって思った。

2，3回メールのやり取りをしたけど、彼もきっと面倒に思ってるかもと思い、掛け辛かったけど、久々に元彼の名前を電話帳から探し、発信のボタンを押した。ほんと、覚えてないくらい久々。

その前に友達に掛け直してなかったら、元彼にも掛けなかったような気がする。友達と話して、久々なのに、普通に喋れるなって思えたから、掛けたんだと思う。

やっぱり元彼とも普通に喋れた。というか、楽しかった。不覚にも。彼氏と話してる時って、どうも嫌われないようにって気持ちが強過ぎて、自然でいられないんだよね。きっとそれって、相手も居心地良くないんだろうな・・・。

「2週間連絡くれないんだから、言わなくても分かれよって感じなんじゃねぇの！？」
「別れたいと思ってるにしても、それを言わずに自然消滅させようとしてるんなら、そんな男に電話しなくてもいいんじゃねぇの！？」
「相変わらず男見る目ねぇなぁ。」
「嘘キャラだったんじゃねぇの！？勝手に無理して自分で自分の首絞めてるんだよな。」
「遊んでるみたいに思われるけど、お前は純粋で傷付きやすいんだから、そのまんまのお前で、合う人見付けたらいいじゃん。」
「そういう時って、女は電話した方がいいって言うと思うけど、男はしない方がいいって言うかもな。」
「振られるより、振る方が辛いこともあると思う。けど、それを言わないのは優しくないよな。」
「でもお前って、電話来て、会いたいとか言われたら行っちゃうんだろうな。」

思い出す限りの元彼のセリフ。

・・・結局掛けるか、掛けないかの最終判断はあたしの意志なんだけど、今のところ、自分から連絡する気無し・・・。何で彼があたしにプレゼント渡した直後から無視なのか分からないし、気にはなるんだけど、別れを切り出せないのは、相手に対する思いやりじゃなくて、自分が傷付きたくないからだと、思う。

別れたいって言う方も切ないし、相手の泣き顔見たら、罪悪感とか、申し訳無い気持ちになるのかもしれないけど、言って欲しいな・・・。それとも彼も悩んでるんだろうか。

元彼に言われた通り、彼氏に限らず、誰にでも自然にいられるように、そんな風に人付き合いができたら、もっと楽に生きられるのにな。

元彼に飲みに誘われたけど（←口だけかもしれないが。）、こんなに体型変わっちゃって、会いたくても会えない。気にし過ぎかもしれないけど、元彼と付き合ってた頃は、過食嘔吐は今よりあったけど、凄く痩せてた。「痩せ過ぎじゃねぇの？」って言われてたのに、会ったら逆な事言われそうで。

恋愛とか体重とか、そんなことだけで頭の中埋めたくないのになぁ・・・。

・・・とは言ってみたものの（←昨日の日記の続きだけど。）、話し合わなければ解決しない訳で。

会社で昼休み、旦那から貰ったお返しの話とかが始まって、「まいちゃんも貰った？」なんて、聞かれてしまったので、現状を話す。話しながら、気を緩めたら涙がこぼれそうだった。堪えたけど。

「電話して、付き合っていくにしても、別れるにしても、話した方がいいよ。」って、言われ、「そうなんですけどね・・・。」って言葉に詰まった。

分かってるけど、出来なくて。

妹に話したら、「またそのパターン？今年はプレゼント貰ってからでよかったね！」って馬鹿にしてるのか、励ましてるのか、よく分からないことを言われ、溜め息が1つ出た。

電話、いつしようかな・・・。くればいいのにって思えて仕方ないんだけど。

会社でホワイトデーのお返しに貰ったお菓子を、仕事中、仕事後に、全て食べた。甘いものを欲していた。物凄く。

彼氏からはやっぱり音沙汰無しで、理由を仕事中、忙しさから逃れたひと時に（←トイレ入ってる時とか、イラストレータが起動するまでの時間とかだけど。）考えてしまうんだけど、結局、理由はどうであれ、それに自分が気付けてないことが、何より大問題だなって、思った。理由はそれなのかもしれない。

自分のことって分かってるようで、全然分かってない。

電話、掛けてみればいいのかもしれないけど、確かめてはっきり別れを告げられるのが怖いのもあるけど、彼が理由は何であれ、距離を置こうとしてるなら、望み通りにしたいんだ。

好きだから。

1日の日記がなんでまではなのかは、返事が来なかったから・・・。

疲れてると思ったから、貰って結構すぐに、「じゃあ帰るね。」ってあっさり帰ったのが悪かったのかなとか、ただのありがとうメールだから返事するまでもない内容だと判断されたのかなとか、疲れちゃってもう寝たのかなとか、色々考えた。

理由が分からないし、たった1回メールの返事がないことに、いちいち問質す訳にもいかないので、この日またメールをした。

彼がこの前一緒にボードに行った時に、最近観たDVDの話をお互いにしていて、あたしはあんまり邦画は観ないんだけど、彼が観たって言ってた「フライ・ダディ・フライ」と「ヴィタール」を借りて観たよって。このメールする為に早めに観て、22時頃送信。さすがにこの時間なら寝てないと思って。

・・・返事は来なかった。

この日から、あたしの不安は増大していて、このまま終わるのかなって、今日は12日だけど、その思いからいまいち元気でいられない。

元彼の時も、毎日来てた電話が2日に1回、1週間に1回ってなって、そのうち返事も来なくなって、思い切って聞いたら、「別れよう」だったから、今回は怖くて聞けない。

捨てられるのが怖い・・・。

いつもいつも振られる。理由がよく分からないまま。元彼に理由を聞いた時は、「物事もっと楽に考えた方がいいよ。」って言われた。楽に考えられないから振られたの？嫌いになったの？って突っ込みたかったけど、そんな気力あるはずもなく、別れた。

「思い込み激しいとこあるよね。」ってのも、別れる時に言われた気がする。彼もそう思ってるんだろうか。嫌われたんだろうか。

確かめることもできないまま、仕事とDVDとピアノに時間を費やし、なるべく考えないように、現実から目を背けてる。

誕生日だった。24歳。24って・・・怖いくらい時間の流れが早く感じる。友達が続々と結婚していくことにも、いつの間にか「最近の若い子は・・・」とか口走る自分にも、妙に納得。0時を過ぎて、もしかしたら彼から電話が来るかもしれないという淡い期待を心の内に秘めつつ、お風呂に入るのも忘れ、電話を握り締めながらベットに沈んでた。

・・・淡い期待は実現せずに、携帯握り締めながら半泣きで眠った。（次の朝、朝風呂の為遅刻ギリギリで出社。）

会社に行ったら、みんなに「誕生日おめでとう」って言われたし、プレゼントまで貰ったりしたんだけど。嬉しかったけど、彼はあたしの誕生日なんて覚えてくれてないのかなって、悲しく、嬉しく、とりあえず仕事に没頭。後輩に「今日は彼氏と約束してるんですか？」なんて言われたけど、「約束どころか音沙汰無しだよ・・・。」ってテンション低めに、19時半頃、いつもより早めに退勤。

御飯食べてたら、21時過ぎ彼から電話が。嬉しくて、すぐに通話ボタンを押したかったけど、待ち構えてたみたいに思われるのもやなので、しばし携帯を見つめて「もしもし・・・。」。

「誕生日おめでとう。まだ会社なんだけど、帰りに寄ってもいい？渡したいものがあるから。」「ありがとう。待ってるね♪」って上ずりそうな声を必死に低くして答えた。

・・・貰ったのはジャージなんだけど。アスレタのジャージ。まだ付き合う前に、彼のアスレタを買いに、一緒にスポーツ用品店に行ったことがあった。その時買ったジャージを、ボードに行く時はいつも彼は着てた。

色違うし、レディースだから、全く同じではないけど、お揃いなんだよね。こういうの、その辺の女の子は嫌がるか、ひくか、どっちかなんだろうけど、あたしは好きなので、嬉しかった。っていうか、覚えててもらえたことが嬉しかったし。

「土曜も何も言ってなかったし、日曜実家帰るって言ってたから、絶対覚えてないかと思ってたよ。」
「んな訳ないじゃん。感付かれないように、日曜買いに行ったんだ。」
「ありがと・・・。」
「何買っていいか分かんなくて、ボードする時ウェアの下に着れるかなと思って買ったんだけど・・・。家で着てもいいし！」

さすがに一緒に行く時着てったら、ペアルックカップルなので無理そうだけど（←あたしは全然平気なんだけど。）今度行く時着てこうと思った。

そんな訳で、この日から、家にいる時はアスレタジャージ着用。下がピチピチなのに気分が沈むけど、仕方ないか。こういう時に、やっぱりガリガリに戻りたいとか、無性に思えて仕方が無い。

寝る前にお礼のメールをした。メールをした瞬間までは、幸せに感じていた。まではね。

彼氏とボードに行った。ここ最近で1番楽しかった。晴れてて気持ち良かった。道に迷って時間が掛かったけど、そんな行きの車内もあたしには幸せな時間だった。

前は、こんなこと言ってもつまんないかなとか、面白くないかなとか、いちいち気にして、話したいことも話せずに、無言になったり、相槌打ってるばっかりだったけど、何でも話せるようになってきた。自然に会話ができるようになった気がする。

というか、元々友達だった頃（元彼と付き合ってた頃・・・）はそんなにいろんな事考えずに話せてた気がするけど。告白されてから、意識し過ぎてたのかもしれない。本当はもっと距離を縮めたいのに。

ボード自体も楽しかったけど、あたしの中で、彼との関係がプラスの方向に少し進めたことが、何よりも嬉しかった。でも、プラトニックな関係は相変わらずなんだけど。

この前一緒にボードに行った時に、車の中で着替えてる所に彼がドアを開けて入ってこようとした。外は凄く寒かったから。あたしは「入って来ないで！」って叫ぶように彼に言ってしまった。ただ恥ずかしかっただけなんだけど。彼はタバコを吸いながら、吹雪く車外で後ろを向きながら、着替えが終わるのを待ってた。

そんなことがあったから、今回は黙って外でまた待ってた。あたしの板を片付けながら。別に彼氏なんだからいいじゃんって思う反面、恥ずかしくも思うんですよ。好きだから、中身も外見も全て見られたくないって思えてしまって。好きな人には全てを知って欲しいって思う気持ちもあるけど、知られて受け入れてもらえなかった時の辛い気持ちから逃げてるのかもしれない。

帰りに寄った喫茶店で、オムライスとチョコレートパフェを一緒に食べた。スキー場で一緒に飲んだビールもおいしかった。ちょっと酔っ払ってる彼が愛おしく思えた。ジャンプしてる姿を目に焼き付けた。

そんな素敵な思い出が出来た日だったけど、帰ってきてから過食嘔吐してしまった。もう、ほんとに、絶対に、したくない・・・。

彼氏と映画を観に行く予定だった。先週行こうって彼が誘ってくれた。あたしが先週誘ったら、用事があるって断ったからなのか。この1週間頑張れたのは、今日があるからってのがおっきかったと思う。励みにしていたのは事実。

昨日お昼くらいに迎えに行くよってメール来たから、楽しみにしてた。土曜の夜にマニキュア塗り直したりして。でも、悲しいけど夜中は過食・・・。意志が弱いだけだと言われれば、そうですねって言うしかないけど、体中に過食と言う大蛇の様なものが絡み付いてるような気分です。

振り解こうとすればする程、纏わりついてくる。

そんなこともありつつ、でも彼氏に会えるっていうことに支えられながら、今日は午前中ダルい体にシャワーを浴びせた。カラーコンタクトを入れて、化粧し始めた頃に「BABY I LOVE YOU/くるり」（彼の着メロ）が鳴った。もう来るのかなって支度途中だったので、焦ったが、出た。

かすれた声で「ごめん、風邪引いたみたいでさぁ・・・。」
「大丈夫？？」
「今日なんだけど・・・。」
「・・・今日なんて全然いいよ。ごめんね。（←なぜか謝る）」
「来週までには治すからさ。じゃあ今日は実家帰って安静にしてるわ。」
「うん。ありがとね。（←なぜかお礼）」

ごめんとか、ありがとうとか、気が動転しててなぜか発してた。最初にごめんって言われた時点で、遅れるのかな？とか思ったけど、まさかキャンセルになるなんて思いもしてなかったから。

電話切って、携帯の画面に付いたファンデーションを見たら、なんだか悲しくなった。浮かれて化粧してたのになぁって。

冷静に考えると、自分のことばっかりで、風邪引いた彼氏の心配を大してしていないエゴ剥き出しな心の中の方が、会えなかったことより大問題だと思うけど。とにかく、その携帯切ってから、落ち込んだり、イライラしたり、気分の変動が久々にコントロール出来ないくらいぐちゃぐちゃだった。

過食もしたし、イライラして家族に当たったし、かと思えば上機嫌で妹と喋ったり。昔の自分に戻った気がして怖かった。と言うより、本質は変わってないのかもしれない。

部屋に閉じこもってると、その変動が増長されていくだけの気がして、ビデオとCD借りに行った。音楽の趣味が彼とはどうも合わないんだけど、映画の趣味は合って、ジョニー・デップ好きなとこは共通してる。そんなのを思い起こして、ジョニー・デップ主演作3本借りた。借りに行ってる間も、過食欲求に苛まされ、隣のスーパーで豆腐、かまぼこ、かぼちゃ、他（←一応カロリーを気にはしてる・・・）購入してしまう訳だけど。

一人で部屋で観てたらなんとなく落ち着いてきたけど、家族とはイライラしてしまって、話掛けられても、無反応で、夕食も自分だけ自室で食べたんだけど。

とにかく、今日の過食も酷かった。明日から仕事頑張りたい。不安定な気持ちは、薬で大分落ち着いた。こんなことで、こんなに動揺してしまうなんて、何も変われてないじゃんかって、悔しいし、悲しい。

朝5時40分起床。準備は昨日の夜万端にしてあったので、着替えて化粧して6時半出発。いざゲレンデへ。

車2台で、会社の人8人＋後輩の彼氏で行ったけど、楽しかった。彼氏と過ごさず会社の人とのボードを選んだ訳だけど、行って良かったと思う。

上達のスピードはかなり遅いけど、少しずつでも変われてる自分に気付くと嬉しい。何回も転ぶし、痛いし、怖いけど、出来なかったことが出来るようになった時の喜びと、滑ってる時の心地良さはほんとにいい。「まいちゃんは転んでも直ぐ立ち上がるとこがいいよね。」って一緒に行った人に必ず言われるんだけど、人生においてもそうありたいものだ。

というか、他に褒めるとこがないからそう言われるんだろうな。それでも少しずつでもうまくなって、また友達とか彼氏と滑れたら、すごく嬉しい。

食事も楽しくできた。帰ってから過食も無かったし、いい一日。早めに帰れたら、彼氏に会えるかなって思ったりもしたけど、帰りにラーメン食べてこーって言われて、結局家に着いたの20時過ぎでクタクタだった。

彼氏にメールしようかと思ったけど、会社の人に、声聞きたい時は思い切って電話掛けた方がいいよ、そしたら相手も掛けてきやすくなると思うし！って言ってたのを思い出して、初めてまともに電話掛けた。

ちょっとビックリしてたけど、楽しく会話できてよかった。

彼氏とボードに行った。7時半過ぎ出発。一緒に車の中で朝御飯を食べた。ちょっとずつ上達しつつあるんだと思うけど、まだまだまだ。来月また一緒に行こうねって約束した。

昼も夜も彼と一緒に食事した。3食一緒は初めてだったと思う。帰り際にチューが無かったことが、唯一気になった。

眠れない、というか眠くならないなぁと思っていたら、薬を飲み忘れていた。いい加減、飲まなくても眠れるようになりたいんだけどな。今日は休日だったから、疲れが足りないのかも。

朝、早起きして、漬物を朝御飯に。相変わらずおかしい食生活。お昼前にお腹空いて、お煎餅と昨夜の残りのカレールーと厚揚げを、結局食べたんだけど。

彼氏は昨日、車で1時間くらいの友達宅に泊まるって言ってて、早めに帰ってきたら連絡するねって言ってはいたけど、夕方か夜だろうなと思って、昼はダラダラと過ごす。マニキュア塗り直したり、テレビ観たり。

お昼過ぎ、食パン4分の1枚食し、携帯替えに出掛ける。チャリこいでたら彼氏からメール来て、会おうよってなったから、引き返そうかとも思ったけど、携帯を優先する。いつもなら、というか今までは、何より彼氏最優先だったけど、きっとそれじゃ自分も相手も疲れるんだ。

それでも1時間で携帯替えて家に着いたので、彼氏に電話。よく行く喫茶店に。ここのお店は内装可愛くて、雰囲気いいからすごく好き。カロリーお構いなしにオムライスを食べる。マロンパフェも2人で食べる。2週間振りだったから嬉しかった。

「昨日友達に『2週間会ってない』って言ったら『やばいんじゃねーの、それ』とか言われて、『彼女も忙しいし、先週ボード行ったりしてたから』って必死に言い訳してきた（笑）会わな過ぎだったねぇ。」って彼氏が言ってた。同じようなこと昨日あたしも言われたんだよなぁ。

会わな過ぎと感じてくれたことが妙に嬉しかった。その言葉で2週間の寂しさは消えた気がする。今までの彼氏は、遠距離だったり、仕事がやたら忙しかったりで、2週間会えないことなんて、あたしには当たり前のような出来事だったけど、心の中ではいつも寂しくて、でもそういう自分が彼氏に依存してるんじゃないかって妙に不安で、でも会いたくて、でもそれを口に出したら我儘で、っていうネガティブなループをぐるぐるしてたんだよね、いつもいつも彼氏が出来ると。

2週間会えないことが寂しいんじゃなくて、2週間会わなくても平気な彼氏の感覚とそれが当たり前と感じている彼氏に寂しさを感じていた。

「付き合う前の方が頻繁に会ってたかもなぁ（笑）来週は朝からボード行こうな。楽しみだなー。」っていう言葉でお腹いっぱいだったよ。そんな風に単純なんだよ、あたしはね。

また振られるんじゃないかっていうこの不安を完全に拭い去るには、まだまだ時間が掛かりそうだけど。「まいちゃんてコロコロ彼氏が変わるよねぇ（笑）」なんて女友達に言われて、「続かなくてさぁ（笑）」って軽く返すけど、内心、もういい加減こんな恋愛やなんだよ・・・。

人の気持ちに"永遠"なんて、この世にあるんだろうかと、思い悩む。今の彼氏は1年以上お友達として、よく会ってた人だし、いなくなるなんて考えたくもないことだから、失うことが何よりも怖いから、あたしから裏切るようなことは、絶対に出来ない。

今までは彼氏がいても、男友達と2人で会ったり、合コン行ったり、浮気したこともあったし、寂しくなるとすぐに不誠実な馬鹿女になってたけど、今は他の男の人と2人で会うことも、怖くて出来ない。怒られるからではなく、失いたくないから。

帰ってきて、餃子他、過食と言える量でもないけ食べて、また久しぶりに吐いてしまった。あぁ・・・。

彼の親友と言える友人（←大晦日キャンセルしたバンド仲間）が、彼が彼女出来たって、付き合うことになった日にメールをして以来、態度がおかしいらしい。あたしのことを、1番相談してた相手らしく、応援しててくれたのに、いざ付き合うってなったら、落ち込み気味っぽい。

男同士の友情がいかなるものか、よく分からないけど、あたしは男女問わず、彼氏彼女できたって聞くと、嬉しく感じるので、ちょっと寂しいってのは分かるけど、そんなに落ち込まなくてもいいじゃんか。いや、でも仲が良過ぎるとそうなのかもしれないな。

あたしは人ののろけ話を聞くのが好きなので、むしろ友達には彼氏がいてほしいくらいだけども。彼氏いる友達の方が、自分の恋愛相談しやすいし。

バンド（←って言ってもただの趣味だけど）のメンバーで彼女いないのが彼とその友人だけで、お互い何年も彼女がいなくて、2人でよく旅行行ったり、泊まりに行ったり、相談し合ったりしてたから、あたしが介入して、その時間を奪ったのは、申し訳無く思う。

大晦日の日も「好きな人ができて、その人と過ごすから、お前は彼女と過ごせば？」っていうメールによって、毎年恒例だった男2人の忘年会は中止しになったそうな。

彼はそれが嘘なんだろうなって、長年の付き合いだから分かる訳で、大人気無い友人の態度にちょっとムカついたり、困ってたりな訳ですよ。気を遣ってくれたのかもしれないけど。

っていうか、そんな話を聞いたらあたしの心情も複雑ですよ。彼が今までその話をあたしにしなかったのが、何でか分かったですよ。←今日は無理矢理聞きだした。

でも彼は、友達より彼女を優先させるような人間じゃないし、バンドも、会社の人との付き合いも、自分の時間も大事にする人だから、彼女出来たからって友達と疎遠になるようなことはないと思うんだよね。「まいにはわりぃけど、俺は彼女最優先ではねぇよ（笑）」って本人も言ってたし。そうであって欲しいし、自分もそうでありたい。

そんな訳なので、お参りでは彼とその親友が仲良しに戻りますようにってお参りしておいた。自分達のこともね。

引いたおみくじは中吉だったけど、彼と一緒にいられる時間は、やっぱり幸せなので、おみくじの内容はどうでもよく、今のあたしはとびきり大吉だ。

彼のボード用品の買い物に付き合って、瓢湖に白鳥見に行って、ラーメン食べて帰宅。

ちょっと早起きして（←と言っても9時過ぎ）、またもやブレスレット（←デザイン的に彼氏と会う以外着けないだろうなぁ・・・忙しいとこプレゼント買いに行ったっていう事実が嬉し過ぎるから、デザインとかどうでもいいんだけど。）＆ベビードール（←これも彼氏と会う以外でつけなさそうだなぁ・・・凄く嬉しかったけど←ココ重要。）でパンダを待つ。・・・予定が、ブーツがなかなか閉まらなくて（←泣きたいほどヤバい事実）ちょっと遅れる。

スカートも去年はブカブカだった7号が、今年はピタピタだし（泣）顔もなんだか丸っこくて気持ち悪いし。・・・とか言い出すとキリが無いので止めますが！！

それでも、彼氏は友達期間が長い分、あたしがガリガリだった夏も、去年のちょっと太った冬（←というか、今の方が太いな）も知ってるけど、いつも、いつでも同じように優しかったから、「太ったら嫌われる、もっともっともっと痩せなきゃ！！」っていう、あの強迫染みた観念に襲われることはない。内面をもっと磨かなければっていう思いはあるけど。

とりあえず、バンドの仲間（←大晦日の人とは別の人）にライブのビデオ渡すって訳で、ちょこっと会って、いざ初詣。彼氏が自分の友達に紹介してくれるのは、恥ずかしいけど嬉しい。あたしはあんまり紹介しない性質【タチ】なので。

ビデオ渡していざ初詣。すっごい寒かったけど、手を繋ぐこともなく（←元彼とはなんの躊躇いもなく、車内も外も繋ぎっぱなしだったけど、今の彼氏は友達感覚が未だに強くて、そういうの恥ずかしいんだよね）「新潟って寒いね（←お互い地元なのに）。」「雪国だからね。」なんて言うどうでもいい会話を交わしながら、お参り。

結局昨日は何をどうやっても気分が落ち込んだままで、家から一歩も出ずに、朝の過食嘔吐のこと、太った体、荒れた肌、そんなことばっかり考えてた。とにかくヘコみっぱなしだった。

今日は朝から過食することもなく、ピアノ弾いたり、ネットしたり、好きなことして過ごしてた。彼氏はバンドの仲間と2人で忘年会（←毎年恒例らしい）って言ってたから、混じる気は全くなかったけど、なんか差し入れ作ろうかなって買い物に行った。

ネットで「冷めてもおいしい」って言葉に惹かれて、コロッケ作る事にした。彼のアパート、レンジ無いから冷めた料理になちゃうんだよね。「忘年会中？つまみ一品追加しない？足りてたらいいんだけど。」ってメールしたら、友達の都合悪くなって、一人で大晦日って言うから、一緒に過ごすことにした。

おうちの御飯炊いて（←お母さんに頼まれてたので）、クリスマスに貰ったブレスレットとベビードールをつけて、念の為下着替えて（←こういう自分が好きじゃない！）、コロッケ持って、パンダ（←彼愛車）を待つ。

味はまずまずなんだけど、ちょっとベチャベチャだったのと、やたらデカくて、中に入れたチーズが全然溶けてなかった（泣）嘘だろうけど、おいしいってあんなおっきなコロッケ5つも食べてくれた。

一緒にこたつに潜ってテレビ観てたら、あたしは爆睡したらしく、起こされた時には2006年になってた。1時過ぎたので、送ってもらって帰ってきた。近所ってほんといいなぁ。

手の甲の化膿気味の傷について聞かれたけど、「分かんない・・・」って言った。多分、いや絶対、時々できるコレが吐きダコだなんて誰にも言えないと思う。2日、初詣に行く約束をした。

ともかく、彼が2005年の最後と2006年の最初に食べたものがあたしの作ったコロッケであること、同じくその瞳に映った人間があたしであること、キスしたのがあたしであること、触れたのがあたしであること、あたしもそれら全てが彼であること、それに幸せを感じた。

最近眠れない日々が復活しつつあって、眠剤を再度常用し始めていたけど、彼の隣だとあんなにも簡単に眠れてしまうことにビックリした。きっと、あたしが眠剤、抗うつ剤を飲んでるなんて、言わなければ分からないだろうな。

先生は言った方がいいんじゃないですか？と言ってたけど、あたしの「彼氏に言えない事」はずっとそれであり続ける気がする。今は一緒にいる時間が大事だし、好きだし、（恐らく）好かれてると思う。だけど、これもいつか終わりがくるんだろうなって、誰かと一生を共にする未来を想像出来ない自分が、少しだけ悲しい。

どうでもいいけどえっちはまだです。

こんなことは誰にも言わないからここに書く。

「好きなんだ。」
「最近会ってないから会いたい。」
「彼氏と別れて俺と付き合ってよ。」
「俺が幸せにするとは言えないけど、俺と一緒に幸せになろう。」
「愛してるよ。」

彼氏が出来たことも前に報告したし、友達みんなで何回か飲みに行ったことはあったけど、2人で会ったことはなかった。でも、仕事で疲れて落ち込み気味の帰り道、よく電話して愚痴聞いてもらったり、何でも話せる数少ない男友達だった。これからも、何かあったら相談するかもしれない。でも、そんな風に言われるとできないかな。凄くビックリした。

---------------------------------

↑その彼から、7月30日の日記に登場する男には、奥さんも子どももいて、6月に産まれたばっかりなんだってことを聞いた。今更・・・。今はもう関係ない男だけど、あたしはそんなことに全く気付かず、好きになって、誘われるままにホテルに行ったんだった。分かってはいたけど、完全に遊ばれたんだなってのと、産まれたばっかりの子どもがいるのに、こんな女と（というか、だからか？）そういうこと簡単にしちゃうような無責任な男を少しでも好きになった自分が、なんだか悲しかった。

けど、それって、浮気する男も悪いけど、それを何も見抜けず、簡単にあんなことした自分はもっと悪い気がする。凄く衝撃的で、大分落ち込んだ。自分の人間性を完全否定されたような感覚に落ちた。

--------------------------------------

今の彼氏をとても大事に思う。彼氏のことが大好きだからって交際は丁重にお断りしたけど、また明日電話するとか、明日会おうとか言ってたなぁ。会うのは絶対避けたいところ。友達としてなら一生付き合っていきたい大事な人なんだけど。難しい。

-----------------------------------

11月11日の彼から飲みに行こうってメールがくる。暫く無視していたが、断りのメールだけ入れた。元はあたしのボードってする？っていうメールが始まりだった。2人は避けたいけど、いっぱいで行ったら楽しいんじゃないかなって思うけど、あんまりいい事じゃないのかなぁ。

彼氏とは来月半ばに行く予定なんだけど、それまでにせめてまともに滑れるようになりたいんだよね。あんまり下手だと楽しめなさそうで。だからって、過去にそういうことがあった相手に教えてもらおうとするなんて、あたしの非常識っぷりは健在であることに反省。

結局女の子だけで、年が明けたら行くことにしよう。

------------------------------------

まとまりがないけど、彼氏も家族も友達もみんな大事にしたいんだから、誰かを傷付けるようなことはもう二度としたくない。すぐに誰かに縋り付こうとするこの性格、ほんっとに直さなければならない。激しくMUSTだ。

------------------------------------

気分が落ち着かないので、久々にハル1、レンドルミン2投与。それでも眠くはならないけど。