というか、引っ越します。

このシンプルさ好きだったんだけど、理由は「なんとなく」。昨日見れなくなったりしてたし、不安定なのかなぁ(←これはどこも大差ないのかな?)って思ったのが切っ掛け。

そんな訳でここに書くのもコレが最後な訳。どこにしようかなってココ→http://www.ma-mate.com/を参考にしたんですが、親切な情報が沢山あってかなり役に立ちました。そんなこんなしてる今は6月3日なんだけど、6月1日からは別のとこへ移動。

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31日は通院の日で、血液検査の結果みて、次は薬増やした方がいいと思いますよって言われ、この日は薬は変わらず。話した内容も前とあんまり変わらないような。先生は相変わらず「うつ」だと言うし、あたしは相変わらず口数少ないし。人と話すのが億劫だと言ったら、全ての人に対してか?って聞かれたので、話せる人とは普通に話せますって言った。

ここに来た頃の激しい感じと今とでは、人が変わったとまではいきませんが大分違いますよね。どっちが本当の自分だと思いますか?どっちも違うのかな?

難しい質問だったので、「よく分かりません」(←日常では極力使わないようにしてるけど、診察室ではよく言ってる気がする)って言ったけど、どっちも嘘も本当もなく、間違いなくあたしだ。って言うのは、物理的な問題であって、先生が聞いてるのはそういう事じゃないんだろうけど。

怒られた。

2006年5月10日 通院
新潟、30度越えてたみたい。なのに、腕を出すのが嫌で、シャツ、会社のベスト、カーデ、トレンチコート(←見てるだけで暑苦しい!!)で、4週間振りに病院へ。

あたしの担当の先生の診察が、GW明け初の日だったので、かなり混んでて、診察は短かった。

大したことは話してない。先生にはうつっぽいのでお薬増やしませんか?って言われて、自分でなんとかしますとは言ったものの、今の感じだと自分で気分を上げるのは難しそうですよって言われて、結局増やすことに。今は抗うつ剤は1種類で、朝1・夜3なので、朝3にするってことで。

が、余ってるので処方はいつも通りで大丈夫ですけど・・・って言ったら、久々に怒られた(って程でもないけど)。毎日しっかり飲まなきゃダメですよって。

続けて飲まなきゃ効かないし、このくらいの薬の量だとこういう状態だと診断して増やした方がいいという判断をしているのに、飲んでないとなると判断のしようがないじゃないですかって。その通りなんだけどね・・・。飲みたくないというより、飲み忘れだった。時々なんだけどなぁ。

そんな訳で、今回は増やさずに、朝1・夜3っていう量を必ず忘れずに飲むってことで処方は変化無し。ちゃんと飲まなきゃな。

あまりも馬鹿馬鹿しいので言うのも迷ったが、思ってる事をそのまま言わないと診察の意味がないと思ったので、太ったことが気になって何をしてても楽しくないって言ったら、太ったことが気になって落ち込んで過食気味になってしまう⇒太ったことが〜っていう繰り返しで、悪循環になってしまってるって言われた。

※続きは明日書きます。

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明日書くと言いつつほったらかしだった上に、この続きに何を書くつもりだったのか忘れてしまったけど、あたしの日記の更新を待ち構えてるような人もいないと思うので、まぁいっかって事で。

とにもかくにも、最近のあたしは過食も嘔吐もないけど、体型が酷過ぎて、落ち込んでるのは確かです。痩せたくて仕方が無いのも事実。でも吐いてまで痩せようと思えなくなったのは、少しだけ健康に近付いてる証のような気がする。目標設定低過ぎてごめんなさい。
連休終わっちゃった。いつもの休日のように、テレビ観て、ピアノ弾いて、CD聴いて、それだけ。明日、明後日行ったら5連休だ。予定と言ったら、1日友達と遊ぶくらい。しかも、あまり気の進まない感じで・・・。お母さんにはたまにはおばあちゃんちに行ってよって言われてるけど、全然行く気になれなくて。

5日も会社休んだら、もう永久に行きたくなくなりそうで恐ろしい。6日は出勤する人としない人がいて後者が圧倒的に多いんだけど、出勤しますなんて言うと、凄く暇人に思われそうで(←かなり下らないプライド!!)休むことにした。実際、出勤してまでしなきゃいけない仕事も無くて。

あるある大辞典観てるんですけど、やっぱりテレビでも雑誌でもダイエットばっかりだね。摂食障害のくせに(っていうのも変だけど)こういうダイエット番組とか雑誌の特集にはあんまり興味が無い。何でかって言うと、低インシュリンだとか低炭水化物だとか色々あるけど、食べないことが何よりも最速で痩せてくことを何度も経験してきたから。健康的な痩せ方に興味が持てない。

と言うか、世界が色褪せて見えて、何に対しても興味無しなんだけど。こういうのは時間が解決してくれると思ってるんだけど、どうだろう。どんなに無気力になろうと、もうリストカットはすることもないと思うけど、手元にある大量の薬が凄く怖い。先生との約束が救い。

この前の診察の時、3週間1度も吐かなかったって言ったら、どんなことを考えながら我慢してるのか?って聞かれ、無言でいたら、ひたすら堪えるだけかな?って、聞かれた。正直に思ったまま、「この前先生に吐かないように言われたから、約束は守らなきゃだと思って・・・。」って言ったら、今度は先生が無言になった。

その無言の意味する所が分からないんですけど。
午前中は病院へ。薬が増えた。増やしませんか?って前々から言われてたけど、薬を増やせば増やすほど、彼への裏切りが大きくなる気がして、いつも断ってた。でも、もう誰かに気兼ねする事も無い訳で、先生の言う通りにしようかなと思って。というか、元々薬をどうするかなんて、彼は関係無く自分自身の問題だった訳だけど。

今月から32条撤廃、障害者自立支援法適用になって、医療費倍になったのに、薬増えたのは痛いなぁ。ジェネリックが出たら切り替える予定だけど。

行きの電車、くるりのハイウェイ、帰りの電車、ミスチルの名もなき詩のリピートでした。真昼間、なぜか駅のホームの泣きそうになった。

午後はいつも通りに仕事をした。

通院日。

2006年2月8日 通院
前は通院の日は必ずお休みもらってたけど、仕事が大事に思えるようになったのと、実際に、取引先との商談や商品選定とかさせてもらえうようになったので、休まなくなった。電車で病院行って、電車で帰ってきて、そのままお昼食べずに私服で会社へ、っていうのに慣れてきた。

入った頃は1時間もいられなくて早退したり、休んだり、入院したり、めちゃくちゃだったし、仕事が楽しいとかやりがいとか、程遠いところにいた。ずっとそういう状態で仕事をなんとかやってくしかないんだって思ってた。

今は仕事が嫌ではないし、というか、お金貰ってるんだから、嫌なこととか辛いことがあって当然だと思えるようになったし、頑張ろうって思える。

そんな訳で、最近先生は仕事のことは一切聞かないけど、彼氏のことは必ず聞いてくる。あたしの病状(というか、性格の歪みなんだけど)と恋愛はいつでもずっと密接だったから。

「嫌われたくないって気持ちがおっきくて、そればっかり気にし過ぎて、一緒にいても楽じゃないんです・・・。」って言ったら、「じゃあ、ちょっと無理しちゃってるのかな?でも、初めはみんなそうなんじゃないかなぁ。少しずつお互いの本質が分かっていくんじゃないかな。」って言われた。

意外だった。そんな風にしか思えないなら暫く恋愛しない方がいいですよみたいなこと言われるのかと思った。別れた方がいいのかなとかも考えてた。考えてただけで、好きなのに別れるなんてことは、あたしには到底無理なんだけど。

結局、何でもall or nothingになりがちで、1つダメなことがあると、もうこの人はあたしの運命の相手(←自分で言ってて恥ずかしいけど、運命って言葉に弱いんです・・・。)じゃないんだなって思えてしまう。完璧な人間なんていないのに、自分もかなり不完全なのに。

先生の助言はあたしにとってとてつもなく影響力があって(←この先生の言うことは絶対っていう考え方もどうかと思うが)そう言われてなんだか楽になった。友達とか会社の人からの言葉も心に響くけど、先生は昔は厳しい言葉も沢山言ってくれたし、だからこそ優しい言葉を信じられる気がする。

友達でも、それはおかしいよってちゃんと言ってくれる人の励ましの言葉は素直に聞けるんだよね。そういう人の存在は大切にしたいと思う。間違いを沢山犯してきたんだから、いい加減、澄んだ目で物事を見れるようになりたいものだ。

精神科にて。

2005年12月28日 通院
朝から電車で病院へ。雪国新潟、1時間に1本くらいしか電車通ってないにも関わらず、1時間遅れで運行してますとか、冬は時刻表ってものが全く意味を成してない。

先生:「前に飲み会で知り合った人とそういう風になっちゃうって言ってましたよね。それで、そういう飲み会には行かないようにしたって言ってましたけど、忘年会シーズンだし、断り辛い時もあったでしょう?どうでしたか?」

私:「・・・彼氏が出来て、だから合コンみたいなのには行ってないです。」(というか、正確には会社の人に頼まれて1回だけそんな飲み会を企画したけど、2次会にも行かずに、大して喋る事も無く、帰ってきたしね。)

先生:「会社の人とかなのかな?」

私:「いや、全然違います(取引先ではあるけど)。でも結構長く友達付き合いしてた人なんです。」

先生:「そうなんですか。で、付き合おうかみたいになったんですね。彼はあなたがここに来てること、知ってるのかな?」

私:首を振る。「・・・言った方がいいですか?」

先生:「うーん、今すぐ言う必要はないと思いますけど、今後もここに来るつもりなら、いつかは話した方がいいんじゃないですか?」

私:「・・・。」

言うことになるのは、きっともっとずっと先かなぁ。元彼に行ったのは4ヶ月くらい経った頃だったかなぁ。それでも「眠れない時があって、たまに睡眠薬貰いに行く」って感じにしか話してなかったけど。もうちょい突き詰めた話は別れを切り出された時に、メールで伝えたんだった。

先生「連休は彼氏やお友達と予定とかあるのかな?うまく乗り切れるといいですね。」

いつもは通院日は会社休むんだけど、しなくちゃいけない仕事があって、私服のまま会社へ行って、一仕事してきた。朝、昼食べてなかったので、夕方、貰ったお菓子を食べてしまう。

通院日。

2005年12月7日 通院
「前に飲み会の席で会った人とそのままホテルに行っちゃったりとか、セックスに依存してたところがあったと思いますが、この3週間はどうでしたか?」

セックスとか、顔色変えずにはっきり言っちゃうんだなぁ・・・とか思いつつ、「この3週間はそういう飲み会には行かないようにしてました」と答える。

そういえば17日は会社の人に頼まれたし、久々の合コンなんだよな。・・・気が重たいな。もうあんなことはないと思うけど、少し、怖い。誘われると自制できない自分がまだ蠢いてる様な気がしてならない。

過食の話。3週間過食なく過ごせたことは頑張りましたねって褒められた。けど、過食しないようにするために、日曜の昼間友達と会う約束を入れたりしてること、それが逆に苦痛になってないか、無理してないか、そういう風にも言われた。一人の週末でも、我慢じゃなく自然に過食しなくても済むようになれたら、なれたらいいな。

ここ2,3ヶ月抑うつっぽいって言われ、血液検査をすることになった。甲状腺のホルモンの検査。元々甲状腺は病気で悪かったけど、一応今は寛快という状態なので、たまに検査する。

帰り道、スカート買って、満足!今までは絶対5号じゃなきゃ買いたくないっていう変な意地があったけど、今日はアッサリ7号購入。入らないならサイズアップするしかないし。それにしても、もう少し痩せたい・・・。

通院日。

2005年11月16日 通院
「3週間振りですよね。どうでした?」
「過食とかあったり・・・飲み会とかも多くて・・・」
「飲み会から帰ってきちゃうと沢山食べちゃうのかな?平日は大丈夫かな?」
「平日は大丈夫ですけど、飲み会というか、コンパみたいなのがよくあって・・・」
「楽しめないですか?」
「楽しめないっていうんじゃなくて、酔っ払ってるのとかもあって・・・」

・・・沈黙。

「そこで、会った人と・・・」

・・・沈黙。

「会った人と、そのまま・・・」

これ以上声を出したら、溜まってる涙が落ちると思ったので、口を閉じた。

先生「・・・満たされない感じとか、空虚な感じを満たそうと必死で、けれども満たされたと感じられるのは一瞬で、後悔しか残らなくて落ち込む。」

頷く。

「それも依存ですよ。気付いてますか?」
「・・・。」
「セックスでは満たされませんよね。あなたのような境界型の人には多いことですが、分かりますか?気付いてますか?」

先生の「気付いてますか?」に簡単にハイとは言えなかった。色んなものに掛かってるんだと思うから。気付いてるならいいですよ、という問題ではないから。

「眠れてますか?」という問いにはハイと答え、眠剤は貰わなかった。だけど、もうすぐ4時になる。眠れない事は辛くないが、眠れない間のこの時間が怖い。

「朝のお薬を減らしてから落ち込みやすくなっていたり、自信が全くなくなっていたりしませんか?」と言われたけど、薬は無関係だと思うので、また元の量に戻すのは拒んだ。むしろ減らしたいという意向を話したが、最低夜の3錠は飲みなさいとの事なので、暫く薬を減らす事はしないでおこうと思う。

「お友達に今日はあたしを連れて帰ってね、って伝えたらどうですか?」
連れて帰ってもらっても、その後出掛けたりしてるんだから、結局自分の意志の弱さなんだと思う。一緒に行ったりする先輩にそう言えないのは、そんなこと人に頼んでないで自分でしっかりしとけよって思われたくないのと、そんなこと頼まなくても自分はそんな簡単についていったりしない人間だって思われていたかったから。要するに、下らない見栄とかプライドなんだ。

「コンパとかに行かないとなかなか出会いもないですかね?」
「今はなくてもいい気がします。」
「だとしたら、そこに行く必然性はあるんでしょうか?」
そんな風に考えたこともなかった。外出が楽しめるようになった自分が喜ばしく思えていたし、楽しみたいというより、楽しんでいると思われていたかった。家族に、みんなに。

楽しんで生きてると思われていたい。楽しんで生きたいではなく。ずっと、そうだった。主体性とか、自我っていうモノが薄過ぎてすぐにどこかに飛んでいく。

仕事と、ピアノと、友達、自分、大事にしようと思う。バランスよく。

3週振りの通院。

2005年10月26日 通院
病院に行ったら、久々に、会うと喋る女の人に遭遇。前に不倫中である事をさらりと話していたけど、今回は病について話される。子宮の病気になってしまって、産婦人科に通ってるけど、そこには幸せそうな夫婦ばかりがいて、自分だけが訳ありみたいな感じで、一人で、帰り道に号泣したって。そのおかげで結膜炎になり、眼科にも行ってるらしい。元々うつで(多分うつ病というよりボーダーっぽいが)、痩せていった彼女も、過食(吐かないらしい)が酷いらしく、20キロ太ったそうな。

何だか暗くなってきたので、彼とはどうなの?って聞くと、アパート代は振り込んでくれてるし、お金が途切れることはないそうだ。嫌いな相手にそんなお金払わないと思うよ!(そうでもないとは思うけど)って言うと、あたしが怖いんだと思う、何するかわかんないから(笑)って。ピザとお寿司を彼の自宅へ山ほどオーダーしたり、お酒と眠剤80錠飲んでリストカットしたりしたそうだ。そりゃ確かに怖いなと思いつつも、あたしも似たようなことしてたし、そういうこの世の不幸は全部自分が背負ってて、全てがどうでもいいような感覚、分かる。

そういう状態からここまでくるのに(進んだ距離は僅かかもしれないが)周りに相当迷惑掛けた。彼女の話、その辺の人が聞いたらバカな女の叫び声かもしれないけど、バカでも何でもなく、甘えはあるかもしれないけど、辛さはとにかく大きいんだろうなって、共感?とは違うけど、素直に乗り越えてって応援したい。

先生に最近フラつき気味な自分の行動を相談(というか報告)しようかとも思ったけど、そこまで後悔してる訳でもなく、好きでもない(←付き合ってないに変えたいが)男の人と簡単に寝ないっていう答えは心に植え付けてあるつもりなので、止めた。友達に話してスッキリしたし。酷い過食もなく、週末は過食防止の為にも出掛ける予定を作るようにしているって話をした。薬も少し減らした。最近朝は飲まない日々だったし。

そんなんで、病院をあとにする。

病院3週振り。

2005年9月14日 通院
相変わらず下らないのですが、朝8枚切り食パン1枚。チョコ2粒食べて、なんとなく凹む。炭水化物を食べてしまったっていうこのどうしようもない不安感。あーやだやだ。

そんなんで、落ち込んだまま、時間も無くて、ほぼスッピンで電車で病院。着いた駅で化粧をする。

先生には「ここにいる時のあなたは、いつもちょっと落ち込んで見えますけど、仕事とか休日とかどうですか?楽しめてますか?」「はい」そんな感じ。あんまり喋らなかったな。仕事あんまり休みたくないもので、また3週後にした。連休がちょっと心配ですねって、そういう話もした。

正直、先生に話たい事は山ほどあるんだけど、今は先生じゃなくても会社の人とか友達に相談出来るから、あそこで話す必要無いなって思えた。そう思えるようになった事、ひとつの進歩なんだと思う。

病院帰りに雑貨屋みたり、洋服みたり、一人の時間も充実して過ごせた。朝から思わぬカロリー摂取してたから、夜まで何も食べずにいたけど。食事の事は、またゆっくりやってこうと思う。

プロポーションで白いニットを買った。今日の買い物で5時間くらい歩いたと思う。ヒール10センチのパンプスだったので、血豆ができた。足の指から血が流れても、ヒールに拘るのは、女にしか履けないから。スカートが多いのも同じ理由。

病院の日。

2005年8月24日 通院
病院行ってきた。3週振り。

過食がちょっとあって、一度吐いて、お弁当は相変わらずです。みたいな話をした。「体重量ってますか?」と聞かれて「怖くて量れない」って言った。仕事は前より順調ですみたいな話もした。

「次も3週後がいいんですけど」
「前に3週おきにした時は大分調子悪くなっちゃってたみたいだったけど・・・」
「でも仕事が・・・」(っていう程あたしがいなきゃ困るような職場ではないけど)
「まぁ、それは別としても、この薬2週分までしか出せないんですよ」

という訳で、処方量を今の倍にした事にして、11日分出してもらうことになった。これで、紙面上11日分だけど、今までの量飲んでいけば22日分になる訳で。

「大丈夫だと思いますけど、まとめて飲んだりしないように」って、未だに、そこは2回も念押して言われた。オーバードーズはもうしないと思う。薬に逃げてしまいたい時も、正直あるけど、逃げた先にあるものは、もう見なくてもいいって思えるから。

病院。

2005年7月6日 通院
病院に行ってきた。行く度に薬が倍になってくんだけど。飲みたくなかったらいいって言われてるけど、薬を飲んでると、あのどうしようもない絶望感みたいなものから逃れられるのは事実で、今は頼らざるをえないのかもしれない。

今日は診察ちょっと長かった。

「今月で2年になりますねぇ。」
『・・・はい』
「2年間あなたを診てきて、混乱してる時とか元気だった時とか、色々ありましたけど、今は本当のあなたと比べてちょっと元気がないんじゃないのかな?」
『・・・うん』
「うつの方に傾いてしまってる感じがしますけど、お薬どうしますか?私はもうちょっと増やしてもいいんじゃないかなと思いますよ」
『・・・』
「最終的な判断はあなたにお任せしますけど、今のままじゃ辛くないですか?やっと、なんとか動いてるって感じですよ。」

泣きそうになってしまったよ。

結局処方された量飲んでみて、仕事に差し支える程副作用があったら止める事にした。今まではなるべく仕事中に副作用が出ないように、全部夜飲んでたんだけど、朝と夜に分けて飲んだ方が、体の中で濃度が一定になるからいいって訳で、朝も飲む事にした。家族には睡眠薬を眠れない時に飲んでるって言ってあるけど、部屋に置きっぱなしにしてた何種類もの薬を、恐らくお母さんは見たと思う。家族は薬に対しては、何も言わないけど、いいイメージ無いと思うし、出来るだけ飲まないでいけたらいいと思う。っていう意志とは逆に増えっぱなしだけど。
この前も言われたけど、ここ2ヶ月くらいうつっぽいって。薬を勧められてるんだけど、あたしが飲みたくないって言うと、分かってくれるから、また眠剤だけもらってきた。

今のあなたはお薬まとめ飲みしないって信用してるんですよ・・・
あんまり薬に頼るのは良くないですが、底上げになってくれると思うんですけど・・・
朝、昼に食欲が出ないのはうつ気味だからじゃないかと思いますよ・・・

とかね、説得されたんだけど、「食べますから」そう言って、やっぱり薬は断った。「前よりは何でも食べるようになりましたよ」って伝えてきた。実際そうだと思うし。炭水化物はまだダメだけど、甘い物も肉とか魚も、炒め物なんかも抵抗無く食べる時が大分増えたと思う。だから、過食も減ったのかもしれない。摂食障害は心の病気とされているけど、依存性みたいなものが強くて、ストレスが解除されても習慣を変えるのは難しい気がする。

何が1番大事なのか気付く事と、それなりの覚悟と我慢が必要なんだと思う。日頃摂取する少しの甘い物や、魚や豆腐で過食が防げるのなら、喜んで食べようと最近思える。それで、ちょっとずつちょっとずつ、普通の食事が出来る自分になっていくんだ。気付いたら、この摂食障害特有の食事に対する感覚が分からなくなってるくらいに。

先生には彼氏とうまくいってないとか、そんな話は何もしてないけど、ここ2ヶ月くらいうつっぽいって言われて、よく見てるなって思った。2週に1度、ほんの10分くらいしか話さないのに。情けないな・・・恋愛に振り回されてる自分が。それでも、誰かを好きでいたいと思うし、愛されたいっていう気持ちは無くならないものなんだと思う。   

元気出ない。

2005年4月27日 通院
物凄く天気が良くて、スカートで病院に行った。こういう天気の日は外歩いてるだけで、何となく気分が良くなってくるものだけど、今日はダメだった。10センチヒールだったので今日1日で2時間くらい歩いたかと思うけど、足が痛い。

「ちょっと落ち込んできてる感じに見えますけど」
具体的な事は何も言ってないけど「色々うまくいかない事があったりして・・・」って、何か思うように話せなかった。
「うつのお薬飲んでみますか?」
「大丈夫です。」
正直、大丈夫とは思わないけど、薬はもう嫌で。今の世の中、抗うつ剤とかSSRIとか飲みつつ社会で働く人は沢山いるのかもしれないけど、あたしはもう薬には嫌悪感があって、受け付けない感じ。ODとかしてた頃に比べたら、今の方がマシかとも思う。

「落ち込んだ時、自傷行為しそうになったりしますか?」って、久々に聞かれたけど、「それはもう全然思いません。ただ最近は外に出る事もあんまりなくて、家にいる事が多いです。」って答えた。

血液検査とか肝臓の検査、甲状腺の検査とか、色々する予定だったけど、やたらに混んでて先送りになった。
病院です。風邪治りましたか?とか、昨日誕生日だったんですねとか、引越しの準備忙しいですね、なんて感じで普通の世間話だった気がする。食事の問題は、お昼の量を増やしてみたら?って言われたので(っていうか、自分でもそう思うんだけど)、努力・・・しようと思う。物凄くゆっくりではあるけど、ここ最近の変化として、人との外食が楽しく思えるようになった事とか、嘔吐が減った事は進歩だと思うから。出口のあるトンネルを歩いているんだと思う。

病院から帰ってきたら、お母さんにカーテンとかカーペット見たいから一緒に行こうって言われて、雪の中2人でバスで出掛けた。2人で出掛けるなんていつ振りだろう。「病気が治ってきたと言うより、大人になってきたんだと思う。ただ、人より遅くて、今もまだまだ足りてないけど、焦らないで待ってて。」って言ったの。笑ってた。他は会社の話とか、新しいうちの話だったけど、少し母親に近づけた気がした。

でも、言いたい事とか思ってる事全てを言うのは難しくて、伝えて、それを理解してもらって、分かり合うにはきっとまだまだまだ時間が掛かるんだと思う。分かってくれないなんて嘆いている訳じゃない。あたしの伝え方が下手だから、うまく伝わらなかったり、誤解が生じたりするんだと思う。

誰とでもそうだと思うけど、言わなくても空気で分かるなんていうのは、ほんの一部の事だと思う。やっぱり、言葉にしなきゃ何も伝わらないし、理解し合えない。どうせ分かってもらえないからって、口を噤んでる人間に、誰も分かってくれないなんて言う資格ないと思う。あたしはずっとそうだった。

暗い、暗いと不平を言うよりも進んで明かりを付けましょうっていうフレーズを昔よくテレビで耳にしてたけど、まさにそれだと思った。理解してくれない、助けてくれないなんて、自分は孤独だなんて、言えるのは最大限にコミュニケーションの努力をした後だと思う。

あたしはこれからそれを少しずつ、家族と彼氏にしていこうと思う。遅れ馳せながら。
吸えなくなるのは熱が40度を越えた時だったな。タバコ止めたいなぁ。思うけど、今はまだいいや。って、時は過ぎていきそうだけど。それでも、吸わない友達といる時は吸わなくなった。当たり前か。彼氏には吸う事実も言えてない。

病院行ってきた。「2週間振りですね、どうでした?」毎度、毎度同じセリフで始まる。「風邪引きました」ってかすれた声で答えたら、喉を見られて、炎症してますねって、喉痛と鼻水と咳をやっつける薬をそれぞれ貰う。「眠剤は余ってるんでそんなにいらないです」ってちょっとだけ貰って。

「食事の方はどうですか?」って訳で、「相変わらず偏ってるし、朝昼食べれなくて、夜に野菜とかこんにゃくをいっぱい食べるのが習慣になっちゃってます」「前に一時過食が治まってた時期に飲んでたお薬また飲んでみませんか?」ってパキシルとアナフラニールを勧められたけど、「薬は嫌です・・・」って言ったら無理して飲めって事もなかった。

「2年前のあなたには怖くてお薬出せませんでしたけど、今は一度に沢山飲んだり、そういった間違った使い方をしないと信じれるから、必ず飲めとは言いませんが、そういう選択もあるということですから」「今は薬を沢山飲んだり、そんな事に時間を使うのはもったいないって思えるから」

「食事は一応お昼はお弁当を会社の人と食べるようにしてます。野菜とかになっちゃってますけど・・・。少しずつ、昼間の量を増やして、夜も普通に食べれたらとは思うんですけど・・・。あたしの考え方がおかしいところからそうなっちゃってるので、薬じゃなくて、自分で変えていくしかないかなって思うんですけど。」

「そうですね。少しずつでいいと思いますよ。夜の過食は、朝昼殆ど食べないから、体が自然に求めているんだと思います。過食は問題かもしれませんが、それすらなくなったら、また拒食症になっていきますから、焦らないで下さい。」

あとは来月家が出来るので引っ越すんだけど、また環境が変わる事が少し不安だって、その辺の話をした。そんな事でいちいち悩むなよって思われそうで、誰にも言わずにいたから、何だかスッキリした。事実は何も変わらないけど、先生にこの下らない脳内の鬱積したものを吐き出せるのはありがたい。

この空間を失うのは怖い。通院の事について、彼から少しずつ減ってけばいいんじゃないの?って言われた時、あたしの生活からあの場が消えるなんて考えられないんだけどって、不安の渦に落ちた。行くの止めるからって自分から言ったくせに。思わず、あたし病院行かないなんてやだな・・・って言っちゃった訳。

一生行くなっていうんじゃなくて、今2週に1回だから、それがいつか3週に1回、月1回ってなって、そのうち調子悪い時だけ行くとか、それでいいと思うよって言われた。その時気付いたのは、あたしの頭の中には行くか行かないかの2つしか選択肢が無かったって事。やっぱりあたしってall or nothingな奴なんだなって実感した。

それもまた、少しずつ直すべきところだと思うんだけど。気付くとそんな白黒思考で、適当というとこから外れてる。そもそも彼の話をきちんと理解出来てないからそうなるんだ。

今0時過ぎたとこだけど、起こすと悪いからメールにしとくって、今帰り途中メールが彼から来たので、即電話した。「そんな声(←かすれてるので)聞いたら心配だから、あったかくして直ぐ寝ろよ」って数分で電話終了。夕方のん気にCD視聴してるなんてメールしたら、21時頃、「寄り道してないで真っ直ぐ家に帰らなきゃダメだ」って返信来て、今日は電話くれないのかなぁと、思ってたら、久々に激残業日だったんだね。仕事中だったんだね。

この人は、こんなに働いて、上司と取引先に振り回されて、なのに「俺要領わりーから帰るの遅くなるんだよね」って特に愚痴めいたものも無い。同じ会社なんだから東京にいたって、仕事抱え過ぎてる事くらい知ってるよ。悪口行き交う社内であなたの悪い話は聞いた事がないよ。ただ、かっこいいよねってのも1度もないけど。おもしろいよねが断トツだな。

あたしはその頑張りの原動力の一部にでもなれてるんだろうか。むしろ、邪魔してるんじゃないかって、ヘコんだりもするけど、だったら支えになれるようにあたしもやれる事からやればいいさって、今日マイクロソフトオフィススペシャリスト問題集とやらを購入。ワードの資格取れたらエクセルもチャレンジしよ。
あと30分後くらいに会う。浮腫みも取れた(気がする)し、過食もしてないし、朝も普通にパンとか食べたし、準備万端なんだけど、なんなんだ、この緊張感は。何でこんな緊張するのか分かりません。朝から何回か電話来たけど、何か変って言われるし、自分でもキョドってるの分かるし、何か、泣きそうだし、薬なんか飲んだって意味無いと思うし、かと言って何したらいいのか分かんなくて。だから、物凄いスピードでキーボードを打ちまくっているんだよ。今の今。

会ったら消えてくれるんだよね。この変なモヤモヤ黒いのは。願いますけど。懇願です。タバコ吸って、歯を磨いて、タバコ吸って、ガム食べて、タバコ吸って、ファブリーズして、タバコ吸って・・・。タバコ、バレませんように。

まともな会話、今のあたし、出来るのか、不安だ。今度会ったら、色々話聞くからって、何聞かれるんだ。通院の事は突っ込んでこないで。もう誰かにこんな訳の分からない自分の状態を説明したくない。

初詣に行った時に買った縁結びのお守りが、突然切れる。あり得なくないか!?気楽になるにはほんとの自分でいたらいいんだと思う。それで嫌われてしまったんなら、それまた、仕方が無い。おかしなところ、直すしかない。

今日は内科。

2005年1月20日 通院
中性脂肪と糖質が低過ぎなので、ちゃんと食べて下さい。肝臓が飢餓状態だから、働かなくなってきてるんですよ。腸の働きも悪いですね。食べ過ぎで脂肪肝になる方が殆どですけど、食べなさ過ぎてもなるんですよ。

いや、食べてないんでは無くて、食べ出すと止まらない時があって、吐いてしまうんですよ。食べないか、食べまくって吐くか、こんにゃくとか野菜を沢山食べるか、3パターンの偏食生活なんです。

なんてここで言う事に意味は無いなと思ったので、そんな事を思いつつ、黙って話を聞いていた。

内臓の至る所に支障があるのは、今までの拒食と過食と過食嘔吐の結果だから、仕方ないと思う。だからって、あたしは摂食障害だからもういいのどうでも。なんて諦めてはいない訳。諦めてたまるかこのやろうだよ。

少しずつ、普通に食べれるようになるから、まぁ焦るな焦るな。←自分に。激痩せした体より、健康な体が欲しいと、思える時があるようになってきた事がまず第一歩。

そんな当たり前の事に、気付いたのはいいけど、相変わらず偏食。家族にも彼氏にもどうだった?って聞かれたけど、栄養が偏り気味で便秘だってって言っておいた。

肝機能改善だ。
いい話(←あたしが思うにだけど)が出来たと思う。と言いつつも、色々言われたけど、「焦らないで下さい。」それしかあんまり覚えてない。

自分は全然変われないって言ったんだけど、昨日に比べたら何も変わってないように思うかもしれませんけど、去年、一昨年に比べたらどうですか?って言われて、やっぱり変わってるなって素直に思えた。けど、それは前が酷過ぎた訳で、今仕事に行ったり、遊んだり出来てるのは当たり前の事だからって思ったの。

自分がみんなより物凄く低い所で、低い目標に向かって、もがいてるみたいな感じがずっとある。ここ1週間吐いてないし、肉も魚もお菓子も食べれたとか、食べ過ぎてないとか、そんなごくごく当たり前の事に喜んでる自分の位置は凄い低いんじゃないかって。満足感が浮上するのはおかしいんじゃないかとか。

「もっと普通に生活したい」←抽象的だなぁ・・・
「あなたが思う普通って言うのはなんですか?」
「3食普通に食べれる事・・・」
それしか思い浮かばなかった。
「食事が問題な訳ですね」

けど、一人の時間をうまく使えるようになってきたって言ったら、先生の顔、ちょっと嬉しそうだったような気がする。前はどうだったの?って聞かれて、食べ吐きか、切ってるか、何もしてないか・・・って知ってるくせにと思いつつ、答えた。

あの頃、1年前の今頃こんな風になれるなんて、思ってもいなかった。こんな会社と自宅の往復生活が想像外だった。

焦るなって先生にも言われたけど、彼氏にも言われた。今日(20日)お母さんにも言われた。そんなにあたしは焦ってるんだろうか。

表情から。

2005年1月5日 通院
病院行ってきた。先生曰く、11月とか12月の最初あたりはうつっぽかったですけど、最近は大丈夫そうですねって。そんな事言われても、いまいち自覚無しなので、あぁそうですかっくらいな返事したんだけど。振り返れば確かにここ1ヶ月、おばあちゃんの事を除けば、あのなんとも言葉にはし難い変な落ちっぷりはないかなぁ。何で分かるんですか?って聞いたら、表情が全然違いますよって言われた。

何がどう違うのか、一緒に住んでる家族すら分からないってのに、この人やっぱりただ白衣きて適当に喋ってるだけじゃないんだなと失礼ながら思った。話をしてて、頑張ってますねなんて言われてビックリした。ビックリ。先生には過去に甘えてますよって、学習して下さいって散々叱られてきたので(いつもじゃないけど)褒められるとビビる。

過食嘔吐したって言ったのに、頑張ってますねなんて言ってくれるので、次回過食無し、気分安定、仕事順調って笑顔であのドアを開けれるように頑張るよ。頑張ります。

叱ってくれる人の褒め言葉って、常に肯定してくれる人の言葉よりも重く嬉しい。あたしは単純単細胞なので、否定されればコロっと泣くし、褒められればニタつく人間なんだな。

彼氏にはこんな風になれたのは[彼の名前]のおかげだと思うよって、今日の通院話を報告。実際ほんとにそうなのかどうか我ながらよく分からないけど(そういう事にしておきたい)。

そういえば、親戚のおばさんにあたしのあまりにも異様な泣きっぷりを見て、お母さんがまいちゃんって心の病気?って聞かれたそうで。そんな事で分かるのか!?って疑問にもなるけど、確かにあたしはしつこく一人でとにかく泣きまくってたからなぁ・・・。どうやっても止まらなくて。

で、その人も精神科に言ってるらしい。病名とか詳しい事はお母さんの心の中に留めておいて、あたしが知る必要は無いと思ったので聞いてないけど。

今日も夜になったけど、卵とじと牛乳とウィダーインゼリーを摂取したのでまぁよしと思う。過食っ気はサッパリないけど、食後吐きたくなった。これ以上肌荒れるのも、変テコな体になるのもやだなと思い直して、そんな気失せたけど。

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