火傷。

結局5時半に飲んだ眠剤は殆ど効かず、30分くらい寝たけど、睡眠不足のままマキシム鑑賞。マキシムって、クラシックとポップスを融合させたクロスオーバークラシックのジャンルで凄く活躍していて、それでいてあのモデルの様な容姿だから人気なんだと思ってたけど、実力もあるんだね。って当たり前か。

ピアノ・ソナタ第2番「葬送」第3楽章。振られたばっかりの頃、別れの曲とこの葬送ばかり弾いてたら、妹にこっちまで暗くなるから止めてよって言われるくらい、重々しくて暗い曲調なんだけど、途中にショパンらしいきれいなメロディーもあるんだよね。マキシム、1曲しか演奏しないのに何でこれを選んだんだろ？ってか司会者は何でそれを突っ込まないんだ！！って思ってたけど、クロアチアの紛争の中、ピアノの練習に励んでいたマキシムだからこそかもしれないなと、後から思った。だから司会者もそこは突っ込まないのかなって。

実に楽譜に忠実で、完璧な演奏だった。でもうまく言えないけど、マキシムの音は堅くてあの刺すような音色が好みじゃない。楽譜をそのまま形にした感じがなんだかなぁ・・・。マキシムってもっとアレンジして弾く人なのかと思ってたんだけど、今回たまたまか！？途中の反復省いてたし。それは演奏時間の問題かもしれないが。

別の曲はどんななのかちょっと興味を持ったけど、マキシムのCD買うなら、持ってないフジコ・ヘミングのCD買いたいし。他のピアニストの演奏を聴けば聴くほど、やっぱりフジコに勝る音は無いなとしみじみ思う。

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マキシムに感化されて、午前中ちょっとだけノクターン20番練習。この曲ってどんなに下手な人でもそれなりに聴こえちゃうくらい、メロディーきれい過ぎだなって思う。

なのに、昼間火傷した。別に素敵な人が現れた訳じゃない。熱湯で右手小指をね。結構酷い。夜まで痛くて冷やし続けてた為、結局今日は30分くらいしか弾けなかった。火傷した瞬間、痛さよりもピアノが弾けないかもって事が不安だった。結局、夜家族が外食に出掛けたので、ジンジンする小指を庇いながら弾いた。が、ノクターン2番の途中でウギャーって箇所があって、断念。いつもの癖で、思いっきり小指に力入れて弾いたら、指が千切れるように痛んだ。

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そういう訳で、不眠＆過食気味な休日は幕を閉じる。お母さんに、少し痩せたんじゃない？って言われたことが、何だか慰めに聞こえた自分に反省。後ろ向きは良くない。