カゴの中身。

2006年4月29日
妹の友達の誕生日パーティーをうちでするとかで、昼くらいからお母さんがパスタとサラダを作って、妹達はワインとか飲んでたみたい。なので、今日はピアノ弾けず。←ピアノのあるリビングでやってたから。部屋で一人で面白くもないテレビ観ながら、窓からの日差しを浴びて、妹達の笑い声を聞いてたら、ちょっと泣きそうになった。

でも一人でいることを選択してるのは自分自身だし、自分でこの状況に追いやった訳だから、これが嫌なら人の誘いを断らずに出掛けたらいいのだ。そうしないのは自分なんだもんな。

自分でも一人でいたいのか、誰かと一緒にいたいのか、分かんないよ。でもほんとは一人でいたい訳じゃなくて、誰かに傍にいて欲しいんだろうな。今は自分に自信無さ過ぎて、こんなあたしと一緒にいても相手は楽しくないんだろうなとか、かなり後ろ向きな思考回路だから、一人がいいのかもしれない。

夕方、近所のスーパーへ夕飯の買い物に行ったら、1年前?だったかに妊娠して退職した後輩(って言っても大分年上)に偶然遭遇。「○○さん(←あたし)ですよね!?」っていきなり見知らぬ人に声掛けられてかなり動揺した。軽く会話したけど、内容全く覚えてない。ジーパン+トレーナー+スッピン+髪ボサボサだったし、とにかくその場から逃げ出したい一心だった。

仕事は出来ない後輩だったけど、子供の話とかされて幸せそうだった。やっぱり女の幸せは、仕事じゃなくて、愛する人に愛されて、愛する子供がいて、っていうのなんだと思う。幸せの価値観は人それぞれって最近の日記で書いたばかりだけど。

彼女の買い物カゴには家族への愛情が、あたしの買い物カゴには孤独の塊がズッシリ入ってる感じがした。だってあたしが買い物行ったのって、家族と同じ食事が出来ないからで、買ったのは野菜と豆腐と果物。豆腐と果物の分、自分では断然進歩したつもりだったのに、彼女に会って、もうあたしはみんなよりもずっと深い所でもがいてるだけなんじゃないかって感じて、買い物カゴが凄く重たく感じた。

何もしてないくせに、疲れちゃった。部屋に閉じこもりっぱなしな娘に、お母さんは心配そうで、いい歳して未だに親に心配させてるあたしって、親不孝者だな。

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