憂愁のノクターン。

笑い話だったそうだけど、妹の会社の人が、「昔冷蔵庫に張り付いて、食べて吐いて繰り返してたんだぁ」って言ってたそうな。その横で昨日のキャベツ弁当の子は、今日ははるさめヌードル。

世の中、摂食障害の人は自覚して無い人も含めたら、重度軽度はそれぞれだろうけど、沢山いるんだろうね。人生の二度と来ない10代20代を食事のことだけで脳みそ埋め尽くしちゃうのは、本当に勿体無いことだね。髪の毛を寝る前にブロウしながら（←でもかなり痛んでる）思った。思わず、夜23時にも関わらず、ピアノを弾いた。勿論消音ペダルを使ってですが。消音ペダルを踏んで弾くのは、かなり嫌いなんだけど、自分のそういう勿体無く過ごしてきた時間を思ったら、今したい事しようって思えて。

したい事がピアノっていうのも、なんか寂しい？気がするけど、昨日その子役の加賀まり子が「幸せの価値観は人それぞれだから。」って言ってたし、仕事を一生懸命やって、ピアノ弾いて、お母さんが作ってくれた食事を摂ることがあたしには幸せだ。

友達からゴールデンウィーク遊ぼうって昨日、今日と電話が来たので、高校からの友達3人でゴールデンウィークに会うことにした。久々の外出。合コンだとか、飲み会には行く気になれないけど、女友達とご飯でも食べに行って、みんなの話を聞いたりするのがちょっと楽しみにも思えてきた。言われた時は、正直断ろうかとも思ったけど、いつまでも自分で作った籠の中にいても息苦しいだけだもん。変わらなければ。

この前フジ子が聴けなかったので、今日は残業無しで帰ってきて、ずっとCD聴いてた。CDの音もまぁいいんだけど、音しか聴こえないんだよね。生ピアノはその場の空気が揺れるというか、その揺れる空気に心を揺さぶられるというか、それがたまらないんだよね。自分の音じゃ感動も何も無いし。十分な自己満足感には浸れるけど。

鍵盤は指の腹で弾くものだとピアノの先生が言っていたので、爪は伸ばしてあっても演奏に影響しないというのが、勝手なあたしの自論だったけど、日曜伸びきった爪を切って弾いたら、爪が鍵盤に当たるカツカツした音が無いし、指が鍵盤に吸い付くような感じがして、全然違う風に弾けたのが気持ち良かった（という事は、あたしは指の腹で弾けてないのかもしれないが）ので、これからは爪は切っておこう。

最近、ピアノの話ばっかりだな。仕事は「まいさんっていつも急がしそうで、一生懸命で、眠くなったりしないですよね」って隣のデスクの後輩に言われくらい（と言ってもただのお世辞かもしれないけど）我ながら、一生懸命だとは思う。それでも、仕事の仕方で注意されることもあるし、ヘコむこともあるんだけど。

ともかく、今は仕事を頑張って、なるべく外出もするようにして、現状ある幸せを大切にしたい。少しずつ、自分にとっての幸せを増殖させていくのだ。