友達から電話が来た。
「彼氏とはどうなん?」
「2週間連絡来てないんだよね。」
  :
  :
「ウジウジしてねぇでこの電話切ったら即行電話しろ!終わったら俺に掛け直せよ!」
切れる。

なんて言われて、勇気を振り絞って掛けた。っていうか、あたしって、元彼に「掛けないで諦めた方がいいよ。」って言われれば掛けないし、友達に「掛けろ。」と言われれば掛けるし、ほんと自分の意志はどこにあるんだろう。参考までに意見を聞くつもりが、結局言われた通りにしてしまう。情けない・・・。

あたしは考え方極端だし、思い込みが激しいので、人の意見を聞くのは大事な事だと思うけど、流され過ぎないようにしなきゃな。

で、久々に彼の名前を出して発信ボタンを押したけど、留守電。意気消沈。緊張の糸が切れた気がした。友達には約束通り掛け直して、留守電だったって伝えた。「なんかよくわかんねぇな。ありえねぇんだけど。」とか言われて電話を切ったら彼から掛かってきた。

久々にBABY I LOVE YOU(byくるり)の着信音を聞いた。電話に出て、彼のテンションの低さに、声のトーンの低さに、少しびっくりしたけど、話してみると意外と普通だった。彼はどうも普通ではなさそうだったけど。

「会社の人間関係でちょっと色々あって、休日とか一人でいたかったんだよね。なんか俺って落ち込むとこんなで、暗い奴なんだ。こういう姿、あんまり見られたくなかったんだけど・・・。」
「そっかぁ・・・。何にも知らずにのん気なメールしてごめんね。でもいいとこも悪いとこも○○(←彼)なんだから、何でも言ってよ。・・・って言いたいけど、言いたくないことは言わなくていいと思う。(←何でも言ってと言い切れなかったのは、あたしも話してないことが山の様にあるからなんだけど・・・。)心配だったよ。」
「心配掛けてごめん。俺悩みとかあると一人で考えて、自分だけで解決しようとして、うまく人に相談とか出来なくて、弱いやつなんだよね。ごめん。」
「うん、でも電話ありがと。とりあえず安心したよ。また落ち着いたら連絡ちょうだい。」

ほんとはその理由を突っ込んで聞きたかったけど、話したくないなら聞く必要ないと思うし、「あたしも暗いとこあるよ。だって、・・・。」って言い掛けて、「何?なんかあったの?」って言われたけど、言えなかった。ヘコんでる人に、実は精神科通院してるんだとは、言えるはずもなかった。

彼はあたしに自分の弱さを見せたくないようだったけど、あたしはむしろ嬉しく思った。やっぱり、好きな人のことはいいとこも悪いとこも知りたいと思うものだ。それを素直に伝えればいいんだろうけど、何で口から出る言葉は相槌ばっかりなんだろう。

素直なところがいいって、前はよく言われたのになぁ。素の自分を知られることがこんなにも怖くなったのはいつからだろう。

彼は、連絡をまたくれるんだろうか・・・。それだけが気掛かり。でも今度は躊躇わずに、心配になったら、掛けてみようと思う。ひとまず、別れ話にならなかったことに安堵した。

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